秋と冬が交差する立山山麓

１１月１４日と１６日に立山山麓で撮った絵を。
両日とも仕事で山麓へ行ったが、１６日は昼間２時間程の仕事だったため夜明け前から出かけ、朝と夕方を撮ってきた。


これは１４日に撮ったもの。。。撮影中はミゾレだった。まだ紅葉が残る山麓の斜面に雪化粧が美しかった。




これも１４日撮影。たまたま地方鉄道が走っていたので。
本当はこんなチャンスはめったに無いので、もっと撮りたかったが、時間がなくて急ぎ足で何枚かだけ。。。


ここから１６日撮影分。太陽が出てきたら木々が輝きだした。
さすがにこの場所は道路が凍結していた。


レンズが頑固に曇るので、以前から用意してあった「必殺お手製曇り止め」。。。(^.^)
効果は？　バッチリだった。外気より0.5度でもレンズを温めてやれば曇らない。
（冷静に考えてみたら当たり前の事だが）
マジックテープと貼るカイロを使用。
もし、俺もマネしてみようかな？っていう奇特な方のために、ワンポイントアドバイス。
カイロは身体で少し使ったものが良い。いきなり使うと発熱しない。
また、一度発熱すると、絵のように折り曲げて半分にすると、自分の熱が自分を温めるっていう作用になる？のか冷えにくい。
撮らない時はタオルで覆っておけば、さらに効果大。。。
さらに、撮影地までの移動中はカメラバックを開けて、少し温めておけばなお良し。。。
電気を使ったものも考えたが、面倒なのでこれにした。効果もあったし、この冬は曇らせないぞ～っ。。。(^.^)


陽が差して、朝露がキラキラしていたので、絞り羽根光芒を。
蛇足。。。
この絞り羽根光芒は、お使いのレンズの絞り羽根が偶数の場合はそのまま、例えば、この絵のように８本出ているということは、このレンズの絞り羽根は８枚という事になる。
では絞り羽根が奇数の場合は、例えば７枚の羽根のレンズの場合は１４本光芒が出る事になる。
２年前、こんな事も知らずに、逆光で撮った写真がキラキラと星のようになっていたのが凄く不思議だった。私の御師匠さんが教えてくれたのを思い出す。。。(^.^)
知らなかった方のために。。。キラキラさせたい場合はＦ16以上（レンズにもよるが）絞っておく必要あり。あまり絞り過ぎると回折しますのでお気をつけて。。。


朝日が反射して、妙にこの枝が輝いて見えた。まるでイルミネーションみたい。。。と思ってしまった。(^.^)


この絵は構図も何もないけど、個人的にはとてもお気に入り。。。(^.^)

14日の雪かな、積もった雪の上に、紅葉の葉がパラパラと。。。
順序が逆だな、って思いながら撮った。。。(^.^)


奥から雪、ちょっと雪、そして紅葉。。。こんな景色もなかなかお目にかかれない。


大辻山登山道へ行けるまで行こうとしたが、さすがにここは積雪20ｃｍ以上あった。
タイヤが新品でもガードレールも無い林道で滑ったら。。。といつものように「命を賭けるような写真撮れてる？」って思って引き返す。
カラマツが良いアクセントになってくれた。秋と冬の境界線を見たような気分。（ハーフＮＤ使用）


大辻山を下りた所に雄山神社がある。
去年この境内にある紅葉を撮ろうと狙っていたが、時期を逃してしまった。
今年は山麓の紅葉も美しく、この紅葉も美しかった。


境内は大きな立山杉に囲まれているので、陽が当たる所とそうでない所がある。
この絵は「赤への憧憬」ってところかな。。。(^.^)


全然紅葉せずに緑のままのもみじ。。。日陰の身なのだ。。。
もう雪が降ってきたら、このまま散ってしまうのかな。。。


陰と陽の織りなす世界。


清め水にもみじの赤が映っていたので。


夕方になっても、まだ立山連峰はきれいに見えるので、帰路についたが引き返す事に。
時間つぶしに近くの公園で。


焼けてくれたのだった。。。(^.^)
手前に桜の紅葉を入れてみた。この場所以外と皆狙っているんだなって事が判った。
私を入れて７人のカメラマン。


反対側の空には、三日月が沈もうとしていた。


剣岳の焼けが終わったら、皆さん帰ってしまった。。。
これからがいいのに。。。特にこの雪山の白が空のピンク色に映えるのだ。。。
ただ、私がカメラを片付けないので、一人のおじいちゃんが、話かけてきた。
ちょっと話している間に、こんな感じに。。。
おじいちゃん「あんた、これ狙っとったんかい」と慌ててカメラを出してきた。。。(^.^)

ん～片付けて帰るフリをすればよかったかな。。。などと少し意地悪な気持を持つＺＯＯでした。)^o^(
星空もしっかり撮って帰路へ。。。

もし、最後まで「見て」「読んで」いただけた方がいらしたら、心から御礼申し上げます。m(__)m
多分いないと思うけど。。。^_^;