立山剣沢テント泊

先日、立山劔沢で人生初のテント泊をしてきた。

学生時代に、後立山を爺ガ岳から八方尾根まで騙されて縦走登山していらい、この年になるまで登山などする気もなかった私だが、何年か前に唐松岳登山で絶景を見てから、完全に登山にはまってしまった。
そして今年は山小屋泊のギュウギュウ詰めが嫌でテントまで購入。秋には、剣沢、仙人池、阿曽原、水平歩道、欅平という上級コースへのチャレンジをすることになっている。

今回は、そのテストとして剣沢で一泊のテント泊をしてきたわけだ。

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剣沢へは、室堂2400mから雷鳥沢2260mと140m下り、剣御前2750mへ490m登り、剣沢2460mまで再度290m下る。いつもの山小屋泊ならザックの重量はせいぜい10kg程度だが、今回は17kg。

自分の体重でさえ重く感じているのに。。。このアップダウン。。。でも秋に目指す仙人池方面はこの比ではない。だからこのくらいは楽勝でこなさないといけないのだ。

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山小屋泊では、他の人に迷惑になるので、夜ガサガサ身支度してこんな写真を撮りにはいけない。でもテントなら自由なのだ。(^^)

この日は最高の星空で、お月さんが沈んだ午後9時ごろから、南の空に天の川が肉眼でもはっきり見えた。絵の中の光の筋は人工衛星だ。人工衛星ももちろん肉眼ではっきり見える。

真夏だが、標高2500mは寒いくらいだった。3シーズン用のシェラフを持参したが、9月後半はこのシェラフでは凍えてしまいそうだ。

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二日目は、来た行程をそのまま帰ってよかったのだが、少し違うルートで帰る事にした。

剣御前へ290m登り、別山をトラバースして真砂岳方面へ。真砂岳のピークもトラバースして2840m地点から雷鳥沢へ下る「大走り」というルート。

このルートは600mほど下るルートだが、凄くしんどかった。

しかも、最後に雷鳥沢から室堂まで140m階段を登らなくてはいけないのがさらにしんどい。。。

9月の本番では、二日目劔大雪渓を800m下り、仙人池ヒュッテまで500m登らなくてはいけない。きついだろうなぁと想像できる。(^^;

もっとトレーニングしなくては。。。と思う。

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最後の絵は、剣御前から別山へ向かう尾根ルート。左に剣岳、右に立山三山。超贅沢な景色。中央の人は登山の師匠のOさん。

今回もありがとうございました&お疲れさまでした。

 

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