富士山

富士山を見てきた。今回はグルグルをメインに。



 

山中湖パノラマ台から。

実は、mark3にコンパクトフラッシュを差しこんだ際に、カードを認識してくれなかった。あらら？と思ったが、再度差しこんだら認識したので、そのまま使用。

これが間違いだった。この日、パノラマ台には１０台ほどの車が駐車していたが、午前０時を過ぎても、富士山は顔を見せず、皆さんお休みモードだった。しかも、大寒波襲来で、ほとんど車の出入りも無い。

富士山さえ、顔を見せてくれれば、グルグル撮影に最適な日だった。なんとか頭だけでも見せてくれないかなと思いながら、待っていたら、午前２時過ぎから顔を見せてくれた。

って、ことで、例のレンズを温める道具　http://rise.xsrv.jp/zoo/2014/09/3732.html　を使用して撮り始めた。

雲の動きが良くて、これは動画に変換したら面白いだろうなと思っていた。カメラは、ＳＳ３０に固定して、連射モード。私はただひたすら車の中で待つだけだった。

しかし、ＣＦトラブルでこの日の撮影の８割はボツになってしまった。寒かったせいあるのかもしれない。カメラ本体も覆っておけば良かった。残念。(^^ゞ

この絵はかろうじて保存されていた２８枚を比較明で合成したものだ。

カードは一度カメラで初期化して使用した方が安全。。。初歩的なミスだった。。。(^^ゞ

ほぼ満月の夜なので、富士山は昼間のように写る。

しかも月の光は、雲を輝かせ、高感度で星の軌跡も撮れる。月夜は天の川などの撮影は無理だが、こんな撮影ならＯＫ。。。(^.^)



朝。順光のパノラマ台は、富士山がピンク色に焼ける。去年に比べると焼け方はイマイチだったかな。。。

去年の記事　http://rise.xsrv.jp/zoo/2013/12/3313.html

このあと、河口湖に移動。今回は、西湖や本栖湖、精進湖は行かずにここでのんびりすることにした。

色々あった疲れも残っていて、まぁ良く寝れた。。。^^;

夜、ここからグルグルを撮って、富山へ帰るつもりだ。



夕方。富士山は焼けなかった。



河口湖を入れたグルグル。



河口湖を入れないグルグル。星の軌跡とは違う軌跡は、ＩＳＳ国際宇宙ステーション。偶然ではない、ちゃんとアプリでこの方向でこの時間って計算済み。。。(^.^)

もっと雲があったら面白い絵になっただろうが、まぁ思うようにはならないのが風景撮影だ。

さぁ、富山に帰るんだが。。。天気予報やライブカメラを見たら帰りたくなくなった。まじで、しばらくここにいようかと思った。

でもな。。。帰る真面目だから。。。こんな日はどこを通っても同じだろうと思い。

松本、平湯経由で帰ることにした。

松本から安房トンネルまで半分くらいきたところで突然、通行止めの標識。。。えーっ、勘弁してよって感じだ。

３０分以上待たされて、やっと動き出す。。。途中で車同士の事故があったらしい。こんな日に事故なんて。。。皆に迷惑かけているの解っているのかなぁとか。。。

平湯からは一人ぼっちだったが、まぁなんとか富山まで帰ってきた。

そうそう、以前から書こう書こうと思っていた事がある。これは雪国以外の人が読んでいたら、是非真剣に読んでほしい。

 

よく、スタッドレスタイヤのコマーシャルで、雪道のカーブを結構なスピードで走っている映像が使われているが。。。

あれは「ウソ」だと思ってほしい。あんなスピードでカーブに入ったら間違いなくスピンする。

あと、圧雪の道で急ブレーキをかけて止まっている映像もあるが、

あれも「ウソ」だよ！！

圧雪の道には色々あって、いったん融けたあと、凍った道はあんなことしたらどこまでも滑って行く。

四輪駆動の車もまっすぐ走っている時は安定しているが、一度滑りだしたら止まらなくなる。四輪が駆動しているからコマのように回る。

姿勢を制御してくれる装置もあるが、事故を起こす場合は、過信でオーバースピード状態なのだ。普通の運転の時には役立つ装置もそんな時は「軽減する程度」だと思った方が良い。

雪道での四輪のメリットは、発進とスタックしにくい事くらい。カーブや停止ではほとんど変わらないと考えておいた方が良い。

エンジンブレーキとかいう人もいるが、アイスバーンでドライブから二足にドカンと落としたらどうなるか経験してみる事だ。

そんな事はしない、という人はスピードも出していないはずだ。。。(^.^)

ＣＭには騙されない事！！

４ＷＤもスタッドレスも、経験の浅い人は絶対に過信しないでいただきたい。

雪道の運転では

1.車間をとる事、特に下りはよりとるように

2.ブレーキはそっと踏む。ＡＢＳを過信しない。

3.急ハンドルはきらない

4.自分の車の滑りだす限界を知っておく事

5.雪国以外のナンバーには近づかない

6.後ろから車間をつめてきたら、先に行ってもらう

（あほの巻き添えはご免だから）

7.路面状態を知るには、信号停車中に足を出して確認するとか

 

今回帰ってくる時、松本から私の前を走っていた金沢ナンバー。やたら前の車をあおるのだ。

しかし、松本を抜けるあたりでその車の前には車が無くなり、あおっていた手前なのか、物凄い勢いで走っていくが、交互通行の信号などで私の車が追い付いてしまう。

平湯で大雪になり、私の前を走っていたが、疲れたのか私を前に出す。言っておくが、ちゃんと車間は50ｍほど取って走っていた。

元気を取り戻したのか、神岡までの道のりをマイペースで走っていた私に追い付き、あおって車間をとらないので、先に行かす。

それ以後、４１号線で富山までまったく見えなかったが、市内に入った信号で一緒になった。。。(^.^)

どれだけ飛ばしても到着時間には大差無いのだ。まして雪道を命をかけて走ってなんの得があるのか。。。だれもそんな車を見て素晴らしいとかカッコイイとか思わない。

どう思っているかは想像にお任せする。

ただ、自分で勝手に事故るのは結構だが、他人を巻き添えにするのは勘弁してほしい。

雪道くらい車間とってよ、って感じだ。(^.^)